創業から70年に渡って漁業や水産加工業を支えてきた岡本製氷は、
100年を目指す今、時代に求められる新しい「氷のありかた」を問い続けます。
2025年6月1日から、岡本製氷は氷を作る電力の30%を再生可能エネルギーに切り替えました。そして今後、100%を目指します。
自然の恵みである生鮮品を冷やす氷が、地球温暖化を進めてしまうなんてなんという矛盾!と気づいたからです。
「変わらなければ生き残れない」とダーウィンが言い当てたように、
私たちは創業100年を目指しながら、様々な変化と挑戦を続けます。
私たちが冷やせるのは魚だけではないのでは?鮮度が命の商品は全て私たちが冷やすべきものでは?
という問いと気づきから、新しい挑戦も計画しています。
氷は生き物である。凍結の仕方、保存方法、砕き方や削り方など、様々な方法によって氷は生まれ変わることができると思う。氷はいろんな可能性を秘めた結晶体である。
「氷」と水産業は切っても切れない関係にある。鮮魚出荷にはどうしても「氷」が必要になる。氷屋は、安定的に「氷」を供給するために、決して目立つことはないが日々努力を続ける影の黒子役である。
「氷」は、物を冷やすために存在していると、一般的には思われているだろう。しかしながら、他にも用途は沢山ある。「氷」は見せ方によって、無限に広がるエンターテインメント性を秘めている。氷で沢山の人を笑顔にしたい。
世界有数の漁場である三陸の海の恵を新鮮なまま、皆様の食卓へ届けるという想いのもと、
漁船用や出荷用など、様々な用途に対応する氷づくりを目指してまいりました。
その過程の中から「たかが氷、されど氷」、氷のもつ奥深さを色々な取り組みを通して皆様に提供することも、
我々の使命だと感じており、装飾用・観賞用としての氷の可能性を追求しているところであります。
これからも、創業以来の基盤であります製氷技術・品質管理に一層の磨きをかけ、
皆様方へ様々なサービスの提供に、社員一丸となって努めてまいりますので、
一層のご愛顧とご指導をお願い申し上げます。
魚屋で、その日に処理しきれない魚を次の日に使用するために、「氷」を使い鮮度を保つ。「氷」と魚は切っても切れない関係にある。
港町気仙沼から出港する船は沢山ある。氷屋はその船に「氷」を積む
船が気仙沼に水揚げするために入ってくる。魚が水揚げされ販売されるまでの間、鮮度を保つために「氷」が使われる
魚屋が、水揚げされた魚を買付、出荷するために「氷」が使われる
魚の鮮度を保つのに欠かせない「氷」。普段は見ることができない巨大氷を作る工程を見学します。見学の後は、マイナス10度の冷凍庫の中に入ったり、巨大氷を切ったり、氷屋さんの特製かき氷を食べたり・・・。氷屋の仕事現場に潜入します!
日本有数の港町・宮城県気仙沼市の魚を氷で包んだ「氷のアート」として展示しています。幻想的なアイスブルーの巨大な氷や光と映像が織りなす演出で、日本で唯一の空間へ是非お越しください。