一般的に「氷」は、あって当たり前。
しかしながら、震災を経験した岡本製氷は、製氷会社にもかかわらず、「氷」を作ることができない時期がありました。
気仙沼は、「カツオの水揚げ日本一」「メカジキの水揚げ日本一」「サメに水揚げ日本一」という日本でも有数の水揚げ量を誇る水産都市です。
その水揚げされる沢山の魚を、可能な限り鮮度を保ちつつ、新鮮な魚を出荷するために「氷」は欠かせません。
「氷」がないと、気仙沼の美味しい魚を皆さんに食べて頂くことができない。
たかが「氷」をお客様に供給できない時を経験した我々にとって、されど「氷」なのです。
「氷」の重要性や大切さ、「氷」に対する想いは人一倍です。
氷は生き物である。凍結の仕方、保存方法、砕き方や削り方など、様々な方法によって氷は生まれ変わることができると思う。氷はいろんな可能性を秘めた結晶体である。
「氷」と水産業は切っても切れない関係にある。鮮魚出荷にはどうしても「氷」が必要になる。氷屋は、安定的に「氷」を供給するために、決して目立つことはないが日々努力を続ける影の黒子役である。
「氷」は、物を冷やすために存在していると、一般的には思われているだろう。しかしながら、他にも用途は沢山ある。「氷」は見せ方によって、無限に広がるエンターテインメント性を秘めている。氷で沢山の人を笑顔にしたい。
世界有数の漁場である三陸の海の恵を新鮮なまま、皆様の食卓へ届けるという想いのもと、
漁船用や出荷用など、様々な用途に対応する氷づくりを目指してまいりました。
その過程の中から「たかが氷、されど氷」、氷のもつ奥深さを色々な取り組みを通して皆様に提供することも、
我々の使命だと感じており、装飾用・観賞用としての氷の可能性を追求しているところであります。
これからも、創業以来の基盤であります製氷技術・品質管理に一層の磨きをかけ、
皆様方へ様々なサービスの提供に、社員一丸となって努めてまいりますので、
一層のご愛顧とご指導をお願い申し上げます。
魚屋で、その日に処理しきれない魚を次の日に使用するために、「氷」を使い鮮度を保つ。「氷」と魚は切っても切れない関係にある。
港町気仙沼から出港する船は沢山ある。氷屋はその船に「氷」を積む
船が気仙沼に水揚げするために入ってくる。魚が水揚げされ販売されるまでの間、鮮度を保つために「氷」が使われる
魚屋が、水揚げされた魚を買付、出荷するために「氷」が使われる
魚の鮮度を保つのに欠かせない「氷」。普段は見ることができない巨大氷を作る工程を見学します。見学の後は、マイナス10度の冷凍庫の中に入ったり、巨大氷を切ったり、氷屋さんの特製かき氷を食べたり・・・。氷屋の仕事現場に潜入します!
日本有数の港町・宮城県気仙沼市の魚を氷で包んだ「氷のアート」として展示しています。幻想的なアイスブルーの巨大な氷や光と映像が織りなす演出で、日本で唯一の空間へ是非お越しください。